引っ越し先で起きた不思議な出来事
2018年 05月 28日
グーテンモルゲン。
サブカル太郎です。
五月も終わりに差し掛かり
いよいよ平成最後の夏が近づいて参りました。
しかし、蒸し蒸ししますなぁ(;'∀')
さてさて
本日は最近不思議な体験をしたので
書いてみようと思います。
少々長くなりますが、
暇つぶし程度に読んで頂くと丁度良いかと思います。笑
私今年の二月に引っ越しをしたんですが
その引っ越し先で起きた体験のお話しです。
今まで住んでいた家が狭く
もう少し広くて静かな場所に住みたいなと考え
知り合いの不動産屋さんに相談したところ
最寄り駅を一つずらせばこんな物件がある。と幾つか紹介してくれました。
その中で一件とても気になる部屋がありました。
駅から徒歩15分
築20年
二階建てアパート
間取りは3LDK
家賃5.7万円
昨年リノベーションして内装も綺麗
安い。かなりお手頃なお家賃です。
この間取りでこの価格だとしたら
普通はあと2.5万くらい出さないと住めないようなエリアです。
理由はある程度聞きましたが、
お家賃の安さに比べればどうという事の無い内容でしたし
私はそこまで感覚が鋭い方でもないですから。
住み始めて暫くすると
それは起こりました。
ある日
ポストを除くと
公共料金の請求書が入っていました。
宛て名が
自分のものではない事から
前の住人に宛てたものだと思い一先ず保管しておきました。
前の住人宛てのDMや請求書が届く事は
引っ越してすぐは稀にありますからね。
ただ、
少し引っかかる事があったのですが
その時はそれほど気に留めていませんでした。
それから暫くしたある晩
仕事から帰宅すると、
一枚の絵ハガキのような物が届いていました。
またしても
前の住人に宛てたものです。
今度は
小学生くらいの女の子から
「6ねんかんいっしょに遊んでくれてありがとう。
はなれてもずっとずっとおともだちだよ」等と、引っ越しの別れを惜しむ内容の手紙でした。
まだ住所変更もして間もないので
知り合いに新しい住所を伝えてる訳もなく
そもそもそんな小さな知り合いは親戚の子供くらいしか居ません。
この時
ふと不動産屋さんの言ってた話を思い出しました。
私がこの家に入居する前に
シングルマザーの3人家族が住んでいたそうです。
お母さん
小学六年生と小学三年生の
女の子が二人
ある日
お母さんが玄関先で倒れ
救急車で最寄りの病院に運ばれましたが
そのまま亡くなってしまったそうです。
それから家族は父方の祖父の家に引っ越したそうです。
つまり
私がこの家に住む前には
確かに家族が住んでいました。
間違って手紙や請求書が届くのも理解できます。
でもね、、、
その家族がここに住んでたのって、、、、、
15年も前の話しなんですよ。
それから15年
今の部屋はずっと空き家で
私は15年振りの入居者なんです。
届いた手紙の消印を確認すると
平成15年の3月16日となっていました。
15年越しの別れの手紙や
あたかも今もここで生活しているかのように
送られてきた公共料金の請求書
まるで
この部屋だけ15年の間、時が止まっていたかのような状態です。
不動産屋さんに問い合わせたりして
色々調べてもらっていますが
今もリビングと廊下の間の
扉が夕方頃になると勝手空いたり
窓ガラスに貼った記憶の無いシールの跡があったり
和室の引き戸は何度閉めても少し隙間が空いていて
その先に視線を感じる事もありますが
怖いので絶対に見ません。笑
私が契約する前に一度
仮契約までいったカップルがいらっしゃった時があったそうですが
本契約直前になって
突然キャンセルされたそうです。
一体何があったのかは
私にも分かりません。
そんな場所に住み始めて
四カ月程経ちますが
15年前の空気を残したままの部屋で
私は元気に暮らしています。
サブカル太郎
by plus-mens
| 2018-05-28 17:53
| スタッフのひとり言